急にシリーズ第3弾 天神平 谷川岳

朝、目が覚めると、断崖絶壁にいる。
皆様はそんなご経験はないでしょうか?
ボクはあります。
最近だと、


急に富士山の巻
いきなり岩殿山の巻


などのことがありました。
ちなみに岩殿山をしらない方のために。


岩殿山〜稚児落とし 【これから高度感に慣れたい人におススメ】


オススメ!じゃねぇよ。
稚児を落としてんじゃねーよ。
そこを登ってんじゃねーよ。
バカか。
バカなのか。


そんな「なぜか急に山にいる病」にかかっているボクですが、先々週にまた発症しました。



今回は谷川岳です。
なんなんですかね。
事前に兆候はあるんです。
「こんなとこに行くよー」ってウィルスが言ってくるんです。
ただ、このウィルスはボクになんの情報もくれないのです。
オレの膝で行けるとこなのか、どんな装備を用意をすればいいのか一切教えてくれないのです。
山の空気が吸えれば、なんだっていいのです。


だから、大体油断します。
前日12時頃まで仕事して、2時くらいまで酒の飲みながらマンガ見て号泣。
そして翌日、9時半。



やまのうえにいる。
ガチでやまなところにガチでいるガチ。


どうやら、4時くらい起きた形跡はあるのだけれど、もうキオクがない。
ウィルスの誘導でいつの間にかこんな国まで来ましたよ。


往復で8時間くらいスかね。
とんでもねー山道なのに、ヒトが居すぎて渋滞を起こしております。
バカなのかな?


途中、60キロくらいの荷揚げをしているおじいさんに出会う。
超人なのかな。


まー涼しくていいし、荒涼としていてわりと好きだなぁ。
ヒトがいっぱいいるのがちょっとアレだけど。
結構、大好きなのは、自分でもわかってる。
けど、こんなコストをかけてまで来るような熱意はないのです。
家にいたら2秒でネットで見れるのです。


「サイコウダネ!」


ウィルスが叫びます。
そうか、サイコウなのか。


「マタコヨウネ!」


そうか、また来るのか。


「エベレストハ800マンエンデトザンカノウデス!」


わーすごーい。


死にたくない。
強くそう思う。
ただ、わりと死なない。
ただ、一歩間違うと死ぬ環境ではある。
死に至る病、のような気がするのだけれどどうなのかしら。
大丈夫なのかしら。


そして、ウィルスさまは今週は北岳に飛んで行きました。
日本第二位の標高を誇るおやまさまです。


北岳


・・・とんでもねーなー。
ムテキなのかな?
ムテキなんだろうなぁ。


そして今週は北アルプス


燕岳


ムテキすぎるわ。
オレ、いつか、死ぬと思う。
死にたくないなぁ。