勝つ前の文。

勝つ前に描いた文を載せてみよう。
勝ってもあんまり考えは変わらなかったので載せてみよう。


岡田監督は非常にロジカルな監督である。
フランス大会時に「ビックマウスと言われようが一勝一敗一分を目指します」と発言。
負けを前提とした戦略が士気の低下を招いたと考え、今回ベスト4を目標とした。


岡田監督は現実的な監督である。
フランス大会時にアジア予選を勝ち抜いた4バックでは本戦では戦えないと判断し3バックを採用。
今回も4バックを押し通してきたものの、韓国クラス以上だと守りきれないと考え、アンカーに阿部を置いた。


何が言いたいのかというと、何も変わってないし底も浅すぎる。
ロジックを持つということは上手くいかない部分を穴埋めするものではなく、上手くいく方策を考えて実践し切り開くことだと思う。
分析してうまく行くバランスを整える?そういうバランサーやセレクター型の監督は強豪国でしか必要ないじゃない。
開発して挑戦するんだろう?何も持ってないんだから。
レベルの高低はどうあれ、トルシエオシムが評価する理由はそこにあるんじゃないのか。


と、ここまで書いて結果さえ出てればこんなことも言われないんだろうなぁ、と省みた。
中村もなぁ。
2〜3年前までは確かに英雄扱いだったものなぁ。


そして、何より厳しいアジア予選が戻ってくる。
フランス大会は厳しかった。
日韓大会は免除。
ドイツ大会は日韓の成績(ベスト16)により出場枠拡大。
南アメリカ大会はドイツ大会でのオーストラリアの成績がアジア枠に反映され出場枠拡大。


今回、アジア勢がベスト16に残らなければ、4.5枠→3.5枠以下に変更されるとの予想。
韓国、オーストラリアで2枠ということは残り1.0〜1.5枠を争う。
これは、今の日本にはすげー厳しいと思う。
ただ、危機感を持ってやれば残るの1.0枠には入れそうだけど、今の協会の体制では、ブラジル大会出場は危ないという。
でも、いっそのこと。
いっそ、なのかなぁ。