そして全てを繋ぐもの

まー言いたかないけど、帰るんですよ。
マナゴさんが。
実家に。


なんでなんでしょうね。
土曜の雨と同じくらい、理解に苦しみます。


いつものように、いつもの方が動きます。
Tナカ発案→Tダ企画→行き当たりばったり、の流れ。
まー最終うまくいくからいーんですけどね。
でもマナゴ本人に「送別会大丈夫ですかねぇ、TナカさんもTダさんも、昨日なんにも言ってなかったんですけど」って心配させちゃダメだと思う。


でも、まーうまくいく。
極めつけは、最近見かけなかったうちの10番が輝く。


「じゃあ、うちの店で」


マジで。

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いや、マジいいですよ、ここ。
落ち着いてるし、オシャレだし。
肉がうまいのはもとより、薬味、タレのバリエーションがすごく素敵でした。
デートにオススメです。
また行きます。



ちょっと遅れて着いたオレは、軽く挨拶で滑り、またしても平常運転。


肉、食う。
酒、飲む。
語る。
語る。
サノ滑る。
サノ滑らない。



そんなサノさんも平常運転。
ツダさんの思いつきでしかなかった、『Jリーグ予想』もしっかり作りこんできた。


「途中経過はwebで随時報告しますから!」


オレは、絶対にそんなことは言えない。
さすが、サノ。
最近、blogの更新も滞りがちだけれども。


あと、こういう時のサノは良い話をしそうな雰囲気があるが、大体雰囲気だけで終わる。
いつか、聞いてみたいものである。


肉、食う。
酒、飲む。
語る。
語る。



みんながマナゴの思い出を語る。
マナゴさんからのありがたいダメ出しがたくさん。
そんな流れ。
いつになくマナゴが饒舌で面白かった。
無理矢理しゃべらされるマナゴは、愉快だな。


まー沁みるよね。
マナゴがいうと、黙って聞くしかないのは、なんでなんだろうなぁ。
理由なんて、わかりきってるんだけれども。



オフェンス陣がダメ出しされると大体黙る。



オサム君が「マナゴ君とはパスで会話をしてきた」とか言う。
何それ、かっこいい。
リアルでこの言葉が出るとは思わなかった。
オレも、言われたい。



タケさんへの感謝と、タケさんからの感謝。
ボールもくれた。
「この場を守っていく」
「お互いに上手くなりましょう」
何それ、かっこいい。
オレも言いたい。


オレは何かな。
適当なことしか言えなかったな。
特にないな。
いろいろありすぎたからな。
ほんとにいろいろありすぎた。


ひとつだけ、言えることはある。
この男はプレーヤーとしても素晴らしかったけれど、それ以上に生き様が素晴らしかった。
こんなに言い訳をしない人間を、オレは初めて見た。
忍耐とか我慢強さとか、そういうわかりやすいモノじゃない。
握りしめてる心の良質さみたいなもの。
そんなのが見えた。
僕は、あの時から、ずっとあなたを尊敬しています。


まーどーせ群馬から来るんでしょうけど。


そして、そこにはタナカがいない。
残念ながら用事があって来れなかったのだ。


「ボーリング場で待ってるから!!」


送別会・・・?


そこで、激闘を繰り広げる攻撃陣VS守備陣。
圧倒的な守備陣のゲームメークに惨敗を覚悟する攻撃陣!
しかし、『ツジツマ合わせは任せとけ!』をモットーとする彼らは、8フレームからストライクを連発。
鮮やかな逆転劇に、守備陣土下座で泣きの一回。
案の定、『スタミナなんて関係ないぜ!』がプレースタイルの彼らは、ずるずるとスコアを落とし、結局イーブンに。


この時点で深夜2時。
昼にサッカーやって、途中から送別会もクソもなくて、なんだったら後から合流するはずだった10番のことも忘れ。
なんともフォルトゥーナらしい一日でした。


らしいなぁ。


繋いでいる、繋がれている。
守っている、守られている。
大切にしている、大切にされている。
いつもでは、ないけれど。
ふとしたパスで思うことができる。



うん、オレたちは、大丈夫だ。
たぶん、ずっと、大丈夫。