あめにうたえば。

雨だ。
梅雨入りだ。
でも、小雨だ。
小雨だったらありがたい。
ナニ射線量がナニーベルトだろうが気にしない。


9:30現地着。


「遅いですよーツヅクさーん」


早速ヒロセくんとコンドウくんに怒られる。


「フジタさんとタナカさんはどうしたんですかーツヅクさーん」


オレのせいじゃねーよ。


それにね、タナカはまた自転車で事故ったの。
2週間ぶり3回目。


これにはみんなも苦笑い。


もはや絶対に自転車禁止だし、お祓いは必須。
黙って祓われにいっとけ。
ご祈祷・八方除け 厄除け・厄払いは大國魂神社(東京・府中)
いまやもうタナカが自転車で事故って死んでも、みんな最初は一回笑っちゃうレベル。


そして、ヒロセさんがはしゃぐ。
ボールを触るだけで「サッカー楽しい!」と子どものようにはしゃぐシマツ。
ペース配分を見失った代償は、1時間後早くも「フヒュルヒューフルフヒュルー」という疲れも末期の呼吸ぶり。
腰の痛みのダブルパンチでほぼテクニカルノックアウト


コンドウくんが同僚の先生を2人連れてくる。
190cm100kgのマッチョ数学教師と爽やかイケメン体育教師サッカー指導者の2トップ。
これまた強力なラインナップとなりました。


ハチヤ関連の人もたくさん来た。
若手若手のくりかえしで、もう拙者の愚息も昇天寸前。
しかもみんなうまくてイケメンとか、もうオレ帰ろうかなぁ。
アサオくんとヒロセくんのフル弾丸シュートを至近距離でセーブする遊びをしてる奴らなんかと関わり合いになってはいけないと思うのです。


ヒロセくんが爆弾発言。


「オーバー30とアンダー30でチームをわけましょう!」


バカかな?
オーバー30は走れないし、何よりオレというハンデがあるというのに。
案の定、あまりにも案の定なことに8割形試合を支配される。
ガン引きしたのと局面のディフェンスでの頑張り、何よりあまりにもボールがつながるのでキレイに繋ごうとする若手に救われる。


みんなで冗談みたいに、「カウンターを中心に攻めよう」と話したら、これがドハマリ。
190cm100kgのマッチョ数学教師さんをポストにおいたら、まー負けないこと負けないこと。
バックラインからのボールは全て落とせるわ、コーナーであっさりヘディングで勝つわ縦横無尽。
即、ビアホフというあだ名がつく。


ビアホフに入れるという攻撃の意思統一ができて攻めがスムーズに。
ロングボールを入れられるのを恐れて、相手のバックラインが下がり中盤が空く。
中盤が空けばバックラインから余裕をもって良いボールが入る。
かつ、意識がビアホフによるのでサイドが空く。
回る回る好循環。
サッカーにとって戦術がいかに大事か、攻守のバランスが連綿と影響しあうというのを痛感する試合でした。


若手が強いのと、意図が噛み合った攻撃ができたので、得点の度に円陣組んで大はしゃぎ。
あれはすげー嬉しかったなぁ。


タケさんの復帰。
若手のあまりの攻守の切り替え早さに、まさかの「もう限界だ」が聞けたのはちょっと嬉しかった。
ただ、ほんとにブランクがあったのか?というほどの縦への突進力はあの頃のまま。
改めてタケさんの恐ろしさを垣間見た。



あとサノが途中から来て「セカンドボール8割拾う!」宣言。
実際7割くらい拾ったかも知れないけれど、即バテる。
寝てなかったらしい。
ヒロセもサノもヒグチくんもペース配分。


あー面白かった。
ホントに面白かったなぁ。
雨でもサッカーはおもしろいよ。
むしろ涼しくて良いんじゃないか説。


やろうぜ。
みんなでやろうぜ。