サッカーと結婚。

白ヤギさんからお手紙着いた。
黒ヤギさんたら読まずに食べた。
仕方が無いのでお手紙書いた。
さっきの手紙の御用事なぁに?


黒ヤギのヤロウ。


ヒロセ君たら、結婚です。
つなぎにどんどん脈絡がなくなっていくのは、きっと病気だから。
療養を兼ねて。


そして、僕たちは考えたのだ。


「何を送ろうか?」


プレゼント番長のタナカさんは言った。


「この前、メタルスライムを贈ったから、今度はスライムを贈るっておもしろくねぇ?」


「ツダの時は加湿器を贈ったのに?」やら
「オマエ、瞬間のヒロセのリアクションしか考えてないだろ?」やらを指摘。
大惨事を未然に防ぐ。
さすがオレ。
良識キャプテンのオレが幾つか無難なものを提示するものの、パッション屋良の件で信用度ゼロ。
さすがオレ。
じゃあ、一緒に買いに行こう。
じゃあ、ハンズに行こう。
ハンズに行けば、なんとかなるよ。
ハンズに行けば、なんでもあるよ。
しかし、タナカは静かにクビを振り、こう言った。


秋葉原で」


この時は、もうだめだと思った。


しかし、意外と平気だったから、人生はわからない。
優しい店員さんと、スロークッカーに感謝。
スロークッカーがホントにいいのかは、料理をしない俺たちにはわからないのだけれども。
13時約束なのに13時に来てしまったオレと、13時約束なのに13時半になるって言って14時に来るタナカさんくらいわからない。
32歳ですよ?


そして、二次会に参加させてもらう。
会場について思ったのは、今まで味わったことのない一体感。
普通、職場、同級生、遊び仲間とかでギャップができる、それが二次会。
それが、ない。
ほぼ、サッカー仲間といった感じで。
ステキだ。


ハチヤ君が駆け寄ってくる。
相変わらず中学生みたいなキラキラした瞳だね。


「結婚式でサッカーボールもらったんですよ」


ちょっと何言ってるかわからないんですけど。
結婚式でサッカーボールって、何言ってんの?
キミも病気なの?


「いや、ブーケの代わりにサッカーボールが投げられたんですよ」


あー。
病気なのはヒロセ君かー。
「どんだけサッカー好きなんだよ。」(NGIさん)
まー三次会をフットサルに設定するくらいだものね。
ありえないよね。
よくお嫁さんが許してくれるなぁ。
優しい奥さん。
奥さん優しい。
オレ、緊張して、挨拶くらいしかしてないけど。
いいなぁ、そういうの。


BINGO。
定番のソレも、この一体感の中では盛り上がるのみ。


もってるのか?
もってないのか?


サノ、もってる。


1位か、ビリかの抽選まで勝ち残る。
そして、ビリ。


もってる。
サノ、もってる。


こういう時のサノは万能だ。
とりあえずサノにふっとけば、なんとかなる。
すべろうが、すべらなかろうが、なんとかなる。
それに引き換え、ツダとフジイのテイタラク
ツダは、一見まとめてるようで、そうでもなく。
フジイときたら、なにひとつ。


ボケにサノ、まとめにコンドウ君を置いとけば万全だと思った。
コンドウ君はえらいなぁ。
ありがとう!
あと、司会は天才だったね!
アリガトウ!


天才司会に進行を委ね、僕らは終了30分からお酒を止める。
フットサルに備えるために。
それを誰一人咎めることもなく。


No football,No life.


それって、こういうことなんだろうな。
すげぇな、アイツ。
3次会のサッカーはチンチンにやられましたが、面白かったです。
「ツヅクにしてはよくやった」(オサム君)
なんか、のび太のクセに的なニュアンスですが、褒められたし。
ツヅクのクセに生意気だ。
そして、NGIがバランスボールやって、帰っていった。
アイツ・・・。


ただ、ヒロセ君の底は、今回も見えないママ。
新郎ってさーすげー酒飲むじゃん?
ヒロセ君もすげー飲んでたじゃん?
でもさー3次会でわりと走れてたじゃん?
瞬間的に本気出して、わりといつもの負けずギライじゃん?
わからんわー。
いちばんわからん。
すげぇわ。


しかし、大変楽しませてもらいました。
本来はもっと新郎とか新婦とかの話がでるべきなんでしょうが、普通に面白くて、普通に楽しんでしまいました。
申し訳ありません。
こんなんですけど、これからも、どうか、よろしくお願いします。
お幸せに!


あと、みんなコンドウ君にちゃんと結婚式の写真送るんだぜ!