復活の10番
僕らは待った。
誰よりもわがままで、自由な男の復活を。
夏の暑い日。
神宮でフジイ君が口の中をパッサパサにしてるあの時がピークだっただろうか。
僕らは待った。
フォルトゥーナのリケルメ、オノヅカ君の復活を待ち続けた。
もう一年は経っただろうか。
マサヤやクボノ君みたいに卒業しちゃったのかな、ともちょっと思った。
「今日、来るよ」
オサム君が軽く言った。
土のグランドで、ちょいアウェー気味の色んな人がいる特別の練習の日に軽く来た。
「オィース」
あぁ、オノヅカだ。
ちょいと太ったオノヅカだ。
豊原功補になんだか似てしまったが、オノヅカだ。
そんで、試合です。
いやーかわんねぇわ。
「全然動けねー」とか言ってたけど、前も動かなかったしNE☆
雨で中止になったけど、お帰り10番。
来週も来るみたいなので、そのクラシックな10番ぶりをみんなその目で確かめよう!
大井町で彼と握手!
と、ナゲヤリに終わる。
眠い。