■S.S.D.D


友達の結婚式に行ってきました。
彼と僕とは大学時代の友人で、人生の中で一番先の見えなかった時期をなんとかやりすごした間柄。いやーホントあの頃はクソみたいな日々だったなぁ、みんながいなかったらどうなってたことやら。
そんなS.S.D.D(Same Shit Diffrent Day 「日は違っても同じクソ」)な毎日でも過ごし方は違うもので。僕はといえばなんとか場を取り繕おうと女々しく足掻き、彼はといえばひとりで何か先にあるものを見つけようとしていた。たぶん今もそれは変わらない。
どちらがどうとかはよくわからないし、わかりたくないとも思うが、彼が眩しく見えてしまう羨望はあの頃からずっと胸にあった。嫉妬と言うには全然遠くて、自然と仰ぎ見てしまうような崇高さを伴っていたそれは祈りみたいなものなんじゃなかっただろうか。
神様を信じたことはないけれど、彼を信じようと思ったことは何度かある。
おかげでなんとかやっていけたS.S.D.D。
そういう友達がわりとたくさんいます。


うそ。
ちんこ。


「美人な奥さんと結婚できて羨ましいなぁ」って話。

 
とても良い式でしたよ。
おしあわせに。