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フォルトゥーナがアルフェラッツに勝利

フォルトゥーナ対アルフェラッツによる天王洲ダービーが２４日、フォルトゥーナの
ホームで行われた。試合は３−１でフォルトゥーナの勝利に終わった。

タケバヤシ、アベ、アンドウ、ヒロセ、ツダら主力の不在とフジタとタナカの体調不
良に加え、ゲーム開始前のまさかのオグラの負傷でフォルトゥーナの敗北は試合前に
決したかに思われたが、予想は見事に裏切られる。
パサーとストライカーの不在に中盤の組み立てを放棄、硬い守備からのツチヤとタナ
カを基点に一気のカウンターを選択したフォルトゥーナのゲームプランがはまった。
「病弱なアンリ」フジタと「カントナ気取り」サノがアルフェラッツの両サイドを切り崩し、
次々と得点を決めていく。

開始10分、フジタがスピードを生かし立て続けに２ゴールを奪って試合の大勢を決し
てみせると、圧巻は残り5分。
左サイドでボールを受けたサノがドリブルで切り込みDFをかわすと、GKの位置を冷静
に確認した瞬間、虹を描いた。夢の中のようにゆっくりとGKの頭を越えていったルー
プシュートは、周囲の喧騒とは裏腹にゴールネットを優しく揺らす。
敵を嘲笑うかのような美しい放物線を生み出した彼の姿は全盛期の「エリック・ザ・
キング」と重なり、彼がアゴだけの選手でないことを証明してみせた。

芸術的なゴールに応えるかのようにミヤカワを中心としたDF陣も奮起。怪我の不安が
囁かれたオグラも足を引きずりながらの果敢なパスカットで存在感を示した。

完全にアルフェラッツを圧倒したフォルトゥーナだったが、不安がない訳ではない。
今節のMVPの活躍をしたフジタとサノだが、無駄なモノマネ、下ネタ、ワガママなネタ
振りなどの不安材料はつきない。
フォルトゥーナのタケムラ主将の言葉が祝勝ムードに沸くチームに警鐘を鳴らす。

「今からすぐに買い物をして帰らなければならない。
家では子供の世話を迅速に行い、明日の簿記の試験に備えようと思う」

ここぞという試合のアルフェラッツの強さを知る経験と実績のキャプテンに油断はない。

interview

フジタ
「今日はサッカーでなくて陸上競技だろう？オレは負けたことがない。
っていうか負けるってナニ？バカじゃないの？
つまらん、お前の話はつまらんバーカバーカ。リア・ディゾン大好き」

サノ
「DFを抜いた瞬間にGKが出ていたのが見えたので冷静に打てた。
あのゴールパフォーマンスはもちろんカントナを意識した。
あまりに完璧だったので7番は俺のものだと思った。オレ最高。
早いリスタートを狙ってラインの外に出したのは笑いをとるためではない。
みんなが笑うのが理解できない。アゴは出てる。aiko大好き」

オノヅカ
（GKとの一対一をあえて三対一にして、しかも外したことについて）
「今日の朝九時まで飲んでた。知らないおじさんがおごってくれた。
ゴールデン街最高。
もう僕は１０番の資格がないのでツヅクさんにお返ししたいと思う」

オグラ
「あーまたツヅクさんのBLOGに書かれちゃうんだろうなぁ！」

N
「疲れた、とにかく疲れた」

タナカ
「疲れているのはわかるが、『軽い』プレーが多い時間帯があったのが残念。
両サイドバックがもう少し攻撃に絡めるようにしてあげたい。
スーパーサッカーの新しいアシスタントのお姉さんは最高だと思う。大好き」

ミヤカワ
「線審がいないのでオフサイドがとりにくかった。
こういう試合は駆け引きがなくなるのでちょっとつまらない。
ハチクロの三つ目の答え『何も考えない、何もしなければいい』には全然納得
していない。
ん？aikoの話もしようか？」

マナゴ
「試合前にツヅクさんに『オレは相手を怪我させるか、ぶち抜かれるかしかでき
ないんだ』と泣き言を言われたので、三つ目の『何も考えない、何もしければい
い』と言う選択肢を提示してあげました。ハチクロっぽく。
我ながらうまいこと言ったと思います」

ツヅク
「まずこれだけは言っておきたい。
珍しくタケさんをオチにできてうれしく思う。
僕を応援してくれるみんなに感謝したい。

試合に関して？
何もない。マジ、ない。なんもした思い出がない。
マナゴの言ったとおりになった。
もう一試合あると思ってGKやったら終わりって言われた。
でも無失点キーパーだからかっこいい。

『一時間前に来てアップしてる』ってみんな言ってたのに４時に着いたら誰も居なかった。
みんな死ねばいいと思う。

オグラの負傷の早さにはビックリした。アホかと思った。
オノヅカが１０番の返上？『フォルトゥーナの１０番はそんなに軽いもんじゃない』
って言っておいて。かっこいいことを言った。またかっこいい。あーかっこいい。

一試合に３点取ったらスパイクを買ってやるという賭けをしていた。
フジタが３点目を外したときは心の底から嬉しかった。
彼は風邪ばっかりひいて何をアピールしたいのかがわからない。
たぶん無駄なタンクトップが原因だと思う。

サノのゴールは確かに素晴らしかったが、カントナ気取りのゴールパフォーマンスに
は正直むかついている。『やってやった』感丸出し。卑猥。エロス。

あと原付は中免にはまったく追いつけないことがわかった。死ぬかと思った。
そんでオレは生まれついての原付だなぁ、とかうまいこと言ってみたいんだけど、
どうなの？

とりあえず、これからもがんばったふりをしていきたい」

-no6_ttk from Spain-
[ ABCDE 2007年2月28日 1:21 ]