チームワーク。

日本を小刻みに移動。
長野だったり水戸だったり、神戸だったり横浜だったり。
こりゃ、フットサルは無理だなぁと思ってみても、ギリ行けるとなれば足がむく。
おそらくは、現実逃避。
あるいはフィールドこそが、超現実。


世田谷リーグと被ったため、参加人数はギリギリ6人。
オレは抜くから、実質5人。


いつもの対アルフェラッツ戦。
人数が少ないけれど、必ずヒロセ君とツチヤ君が出てればそりゃ負けない。
そこに、タケムラさんの何年かぶりの確変が入ればまー負けないですよね。
そこで、ヒロセ君が言う。


「点取ってないのハチヤだけじゃね?」


もちろんそんなことはなく、オレとツダも取ってない。


次戦、エゴ丸出しのハチヤがそこに居た。
ボールを持ったらドリ→シュート。
2006年ドイツでのロッペンがそこには居た。
ゴリ押しで一点を奪い取れば、エゴでも結果がでれば問題はない。
ニコニコしたハチヤの横で、ツダが叫ぶ。


「ツヅクさん、俺たちだけですよ、がんばりましょう!」


次戦、エゴ丸出しのツダがそこには居た。
ホント、裏切りますよね。
そして、ゴール。


「点取るのって、ホント簡単。あれ、ツヅクさんなんで点とってないんですか?」
「ホント、点取らなかったら参加してないと同じですからね?ブログにも書かないでくださいよ」
「写す価値もない三流サッカープレーヤーが!!」


死のう。
死にはしない。


そして、流れはオレに点を取らせる方向に。
最高のパスをくれるツチヤ君。
ロングシュートでこぼれ球を決めさせようとするヒロセ君。
終始ドヤ顔で、もう「あがった感」丸出しのツダさん。
そして、ついに完璧な決定機。
なのに後ろから足をかけられ、さすがにカッとなって振り向く。
そしたら味方がそこにいた。
一点決めても自分が決めたすぎて、決定機にオレの邪魔したハチヤが居た。
笑ってた。


チームワークってなんですかね?


アルフェのGKさんは非常に優秀なので、かわすテクを持ってないと決められない。
そんなものを持たないオレ、こぼれ球を狙ってゴール前に張り付く。
が、全然決まらない。


もうダメだ。
いつものように、もうダメだ。


そう思った瞬間、ドヤ顔のアイツからクロスが出る。
頭で触れば入る、そんなクロスがまさかツダから出るなんて。
外したらどうしよう、そんなテンパリが頭をかすめたる。
しかしが、クロスの元にはドヤ顔が。
こんなクロスも出せるんでっせのドヤ顔が。
その顔へのムカツキがオレのテンパリとジンクスをかき消した。


ゴール。


やったよ、みんな!
みんなのおかげだ、ありがとう!


「ホントに触りました?」
「触んなくても入ったんじゃないスか?」
「っていうか、オマエじゃなくてバンダナが決めたんじゃね?」


チームワークってなんだろう。


いつのまにか、ツチヤ君の知り合いの参加の是非がかかってたので、ホントに決められてよかったです。
タケさんも久しぶりの大量得点で、年間得点王もあるでしょう。
そだけ切り取れば、非常に美しいんですけど、チームワークってなんだろう。


がんばろう。
明日からまた出張だけど、がんばろう。
仕事はどうでもいいけど、がんばろう。


あと、かっこいい写真を撮るのがテーマだったので、かっこよさそうなのを。


勇敢にゴール前で戦う。


切り込む。


皇帝。


弾丸シューター。


華麗にループ。


切り込む。


以上。
かっこいいー。